血管の硬さや詰まり具合を測定し、動脈硬化の進行度を知ることができます。
四肢の血圧を同時に計測し、痛みはなく、所要時間は5~10分程度です。
動脈硬化はさまざまな病気の引き金となるため、非常に大切な検査です。
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動脈硬化とは、動脈の壁にコレステロールや中性脂肪などが溜まることで、動脈の弾力性や柔軟性を失い、詰まりやすい状態になることをいいます。動脈硬化は自覚症状がないまま進行し、脳卒中や心筋梗塞といった生命に関わるさまざまな病気を引き起こすことから「サイレントキラー(沈黙の暗殺者)」とも呼ばれています。
動脈硬化が進行する原因は、主に加齢や生活習慣病です。高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病は、血管に負担をかけ、血管を傷つけて動脈硬化を促進します。動脈硬化は進行すると改善することが難しく、現在治療に用いられる薬剤ではその進行を遅らせることしかできません。そのため動脈硬化は、進行の度合を定期的に確認し、進行を早める危険因子をなるべく減らすことが非常に重要です。
血管の硬さや詰まり具合を測定し、動脈硬化の進行度を知ることができます。
心臓の動き(拍動)が伝わる速度を測定し、
動脈の硬さの程度をCAVI(キャビィ)という数値で表します。
血管の詰まり具合を、ABI(エービーアイ)という数値で表します。
足首と上腕の血圧を測定しその比率を計算することで、動脈硬化の進行度を調べます。
左右の上腕部・左右の足首にベルトを装着し、四肢の血圧を同時に測定します。痛みはなく、所要時間は5~10分程度です。検査結果はその日のうちにわかります。
血圧脈波測定(CAVI・ABI) | 11,000円(税込) |