脳につながる大切な血管(頸動脈)の動脈硬化が進行していないかを調べます。
頸動脈に超音波を当て、血管の状態を実際に視覚的に診ることで、血管壁の厚さ・詰まり具合・プラーク(隆起性病変)の有無を確認します。
あてはまる方は、この検査がおすすめ
頸動脈は首の左右に1本ずつあり、脳に大量の血液を送る重要な血管です。頸動脈の動脈硬化が進行すると、脳への血流が低下したり、血の塊などが脳の血管に流れて脳血管を詰め、脳卒中を引き起こしたりします。
頸動脈の動脈硬化の進行度を調べます。またこの検査は、脳の血管・心臓を取り囲む冠動脈などの状態を推しはかることにも役立ちます。全身の動脈硬化の状態を推しはかることで、脳卒中などの脳の病気だけでなく、さまざまな血管の病気につながるリスクの指標の一つとなります。
ベッドに仰向けになり、首元から鎖骨にかけてゼリーを塗り、機器(プローブ)を当てて検査します。痛みはなく、所要時間は20分程度です。検査結果はその日のうちにわかります。
頸動脈超音波検査 | 15,400円(税込) |