がんは早期発見が非常に重要といわれ、早期発見することで完治する例も少なくありません。がんの予防対策のために、まずは全身を丁寧に調べることをおすすめします。がんの有無・現在の健康状態・将来のがんのリスクを調べ、がんに負けない身体づくりのための指標とします。
がん細胞は、細胞分裂を繰り返して増殖し、300日で約1cm大きくなるといわれています。発生から1年経過した程度であれば多くのがんは早期発見となり、早期治療の可能性が高まります。がんの早期発見のため、そして健康状態のチェックも兼ねて、年に1回の定期的な検査をおすすめします。
がん細胞に直接対抗する予防対策と、がんに負けない身体をつくる予防対策の2方向から、がんにアプローチします。がんの発症・再発を予防するためにも、「様子を見る」のではない、積極的な予防対策として提供しております。(がんの発症を完全に予防するものではありません。また当院では、薬物・放射線などによるがんの治療は行っておりません)
現在の身体の状態・病歴などを伺い、一人ひとりに合った「がん 予防」を提供いたします。
主な画像検査※専門医による読影あり
全身MRI (DWIBS) |
61,600円 (税込) |
高品質の画像を取得できる強磁場3.0T(テスラ)のMRIで、全身を撮影する、がんの早期発見を目的とした検査です。現在最もがんの早期発見に役立つといわれるPET-CT検査と同じように、画像検査によって小さながんの早期発見につながります。CTによる検査と異なり、検査時の被ばくがないこともこの検査の利点です。(造影剤は使用しません) |
胃仮想内視鏡(胃部CT) |
41,800円 (税込) |
胃カメラを飲み込むよりも、身体への負担が少ない検査です。発泡剤を飲み胃をふくらませた状態で、CTの撮影を行います。身体の中にカメラを入れたかのようなリアルな3D画像で、胃を細部まで確認することができます。また、肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓などの状態も同時に確認します。(発泡剤を使用します) |
大腸仮想内視鏡 (大腸CT) ※検査食込 |
71,500円 (税込) |
内視鏡の挿入をせずに、細く柔らかいチューブを肛門から10cmほど挿入し、二酸化炭素ガスを入れてCTの撮影を行います。『胃仮想内視鏡(胃部CT)』同様、リアルな画像で、細部まで確認することができます。 |
マンモグラフィ(3D) |
22,000円 (税込) |
従来の2Dとは異なる3Dのマンモグラフィで、乳腺の状態を確認します。一般的な2Dでは単一の画像しか撮影しませんが、3Dではさまざまな角度から撮影し、乳腺の影に隠れている病変も高い精度で確認することができます。 |
主な血液検査
腫瘍マーカーセット (10種) |
男性・女性 30,580円 (税込) |
がんの早期発見を目的とした血液検査です。がん細胞がつくり出す物質を測定します。
【男性 10種】
【女性 10種】 |
アミノインデックス ※午前中採血 |
男性:
女性: |
がんの早期発見を目的とした、新しい血液検査です。がんが発生した時に起こるアミノ酸バランスの乱れから、「現在がんに罹っている可能性(リスク)」を知ることができます。
【男性 5種】
【女性 6種】 |
当院には、上記以外にも多彩な検査があります。
さまざまな検査を組み合わせて、
がんをはじめとした病気の有無や全身の健康状態を知ることができます。
がん細胞に対抗する予防対策
がん対策 ビタミンC点滴 |
1回 30,580円 (税込) |
正常な細胞を傷つけることなく、がん細胞だけを選択して攻撃する点滴療法です。2度のノーベル賞(ノーベル化学賞・ノーベル平和賞)を受賞したLinus Carl Pauling博士らや、アメリカ国立衛生研究所(NIH)が論文を発表し、がんに対する治療法として注目されています。 |
がんに負けない身体をつくる予防対策
サプリメント |
1か月 20,000円~ (税込) |
栄養バランスを整えることで、免疫力を高め、病気になりにくい身体を目指します。検査やカウンセリングを丁寧に行うことで、不足している栄養素を的確に見極め、オーダーメイドでサプリメントを提供しております。がんだけではなく、さまざまな病気の予防・症状の改善を目的としています。(ご予算に合わせて提供いたしますので、まずはお問合せください) |
当院では免疫力を高めるために、上記以外にも予防対策を行っています。
ご自身に合った予防対策を選択・継続していただけます
万が一、検査によってがんなどの重大な病気が発見された場合は、
提携医療機関をご紹介します。
がんは、遺伝子が傷つくことによって起こる病気です。正常な遺伝子に傷がつくことで、異常な細胞ができます。異常な細胞は増殖し(がん化)、周囲の正常な組織にがんが広がりやすくなります(浸潤)。最終的には血管やリンパ管などに入り込み、がんは全身に広がります(転移)。
細胞に傷がついて異常な細胞ができること自体は、健康な身体の中でも常に起きている現象です。免疫機能が正常に働き、異常な細胞を死滅させることができている間は、がん化が進行することはありません。「がん」という病気は、こうした生体防御のシステムを打ち破り、「がん」として発症しているのです。
がんになりやすくなる要因
など
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