酸化ストレス測定検査
酸化ストレス測定検査について
細胞や蛋白質・遺伝子などを傷つけ、「サビつき=酸化」を進行させる活性酸素がどの程度なのかを調べます。老化を促進し、がんや動脈硬化などの要因になる「サビつき=酸化」を調べて、5年後10年後の健康のための対策を始めましょう。
酸化とは
活性酸素が細胞や蛋白質・遺伝子などを傷つけ、「サビつき」を進行させることを、「酸化」といいます。人間は酸素を吸って生きていますが、体内に入った酸素の一部は、体内で活性酸素に変化します。活性酸素は殺菌作用などの働きによって、免疫機能を助けますが、過剰になると細胞を傷つけるようになります。この活性酸素による攻撃を「酸化ストレス」といい、酸化ストレスによって細胞や物質が傷つくことが「酸化」です。一方過剰な活性酸素による攻撃から細胞・蛋白質・遺伝子などを守るために、カタラーゼやスーパーオキサイド・ディスムターゼなどの酵素が、体内では活発に働いています。これらが酸化力となります。
鉄クギを長い時間放置しておくと、サビついてボロボロになってしまうように、「酸化」の進行を放置しておくと、身体が「サビ」ついてボロボロになってしまいます。「サビつき」が進行した身体は、下記のようなさまざまな病気・症状・状態を引き起こします。
「サビつき=酸化」が引き起こすさまざまな病気・症状・状態
- 老化
- がん
- 動脈硬化(脳卒中・心筋梗塞など)
- 高血圧
- アルツハイマー病
- 胃腸障害
- 気管支炎喘息
- しわ、しみ
など
こんな方におすすめです
- 不規則な生活を送っている
- 飲酒量が多い
- 食事が偏っている
- 強いストレスを感じている
- 屋外で紫外線を浴びる機会が多い
- 激しい運動を定期的に行っている
- 喫煙する
- 肥満(メタボリックシンドローム)である
酸化ストレス測定検査でわかること
活性酸素による、身体への影響がわかります。
8-OHdG(尿検査)
遺伝子(DNA)が活性酸素によって、どの程度ダメージを受けているかがわかります。
遺伝子が活性酸素の攻撃を受けると、8ヒドロキシーデオキシグアノシン(8-OHdG)という物質が分解物として生じます。
尿中に排出される8-OHdGを測定します。
OS-APtest(血液検査)
活性酸素が身体に与えているストレス(酸化ストレス)と、そのストレスに対する抵抗力(抗酸化力)がわかります。
SPOTCHEM™というシステムによって、活性酸素によってダメージを受けた脂質・タンパク質・アミノ酸・核酸などの有機物が変化した分子(ヒドロペルオキシド)の値を測定することにより、現在の体内の酸化ストレス度を分析します。
検査方法
8-OHdG:尿検査 / OS-APtest:血液検査 いずれも検査結果は約30分でわかります。
料金
酸化ストレス測定検査(8-OHdG) | 8,800円(税込) |
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酸化ストレス測定検査(OS-APtest) | 8,800円(税込) |
- ・どちらの検査が適切かは、医師の診察によって提案いたします。
- ・エイジングスコア®として受けていただく場合は、両方の検査を行います。
- ・上記以外に、初診料(22,000円・税込)・再診料(5,500円・税込)が別途かかります。
- ・通訳が必要な場合は、別途メディカルフィーをいただきます。