骨粗鬆症の検査・予防療法
骨密度だけでなく、身体全体を把握することが大切です
骨粗鬆症の検査は「骨密度」だけではありません。骨の密度・骨の量に加え、骨の代謝の状態・栄養バランス・ホルモンバランスなどさまざまな条件が整うことで、丈夫な骨が作られます。そのため当院では、今の骨の状態(骨密度・骨量など)を調べるとともに、丈夫な骨をつくる環境が整っているかどうかを詳細な検査で調べ、骨粗鬆症の予防療法につなげます。
年に1回、定期的な検査をおすすめします
骨粗鬆症は適切な治療によって少しずつ回復しますが、健康な骨になるまでには長期間を要します。そのため、骨粗鬆症にならないように、予防をすることが大切です。骨や全身の健康に関する検査を年に1回は定期的に行い、常に適切な予防療法を講じることができるようにすることをおすすめします。
積極的な予防療法を始めましょう
骨・筋肉を強化する予防療法で、骨粗鬆症さらにはロコモティブシンドローム(※)にアプローチします。栄養と運動で身体の基礎力をアップさせ、骨粗鬆症の予防だけではなく全身の健康にもつなげ、健康長寿に貢献します(骨粗鬆症を完全に予防するものではありません)。
※ロコモティブシンドロームとは、筋肉・骨・関節・軟骨・椎間板に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった基本的な動作を行う機能が低下している状態を指します。
骨粗鬆症の主な予防療法
骨・筋肉を強化する予防療法
オーダーメイドサプリメント
骨や筋肉の材料となる栄養素を補給するだけでなく、全身の健康のために不足している栄養素を、検査やカウンセリングによって的確に見極めます。一人ひとりに合ったサプリメントをご提供することで、骨粗鬆症をはじめ、さまざまな病気の予防・症状の改善を目指します(ご予算に合わせてご提供いたしますので、まずはお問い合わせください)。
パーソナルトレーニング
マンツーマンで行う、一人ひとりに合わせた運動プログラムです。骨密度に効果があるといわれる運動機器のパワープレートを使用し、身体への負荷を小さく抑えつつ、効率的に行います。