有害重金属検査(オリゴスキャン)
有害重金属検査(オリゴスキャン)について
手のひらに光を当てるだけで、体内に「蓄積」している有害重金属を調べます。有害重金属は日常生活や環境にひそんでおり、知らず知らずのうちに体内に「蓄積」し、原因がよくわからない不調を引き起こすと言われています。主に将来の疫病のリスクの1つとなり得ます。
有害重金属は、食べ物や環境の中に含まれる水銀・鉛・カドミウム・アルミニウム・ヒ素・ニッケルなどの、身体にダメージを与える重金属を指します。これらは、飲食や呼吸を通じて、人間の体内に「蓄積」します。また有害重金属を排泄するのに役立つ亜鉛などのミネラルが不足している場合も蓄積しやすくなります。
食物の中で、有害重金属の影響を強くもっているのは、海産物です。日本人はマグロやカツオなどを好んで食べるため、水銀の蓄積量が欧米人に比べて2~6倍も高いといわれています。
またアルミニウムはアルミホイルの他にもベーキングパウダーなどからも摂取している可能性があります。
特に注意が必要な有害重金属
有害重金属 | 含まれるもの | 引き起こす症状 |
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水銀 | 魚介類、農薬、アマルガム (水銀と他の金属との合金) |
イライラ、手の震え、脱毛、動脈硬化 |
鉛 | 排気ガス、白髪染め、缶詰 | うつ、疲労感、貧血 |
カドミウム | タバコ、水道水 | 高血圧、腎障害 |
アルミニウム | アルミホイル、歯磨き粉、脱臭剤 | 記憶障害、筋肉の硬直 |
ヒ素 | 農薬、殺虫剤 | 嘔吐、下痢、便秘、皮膚障害、手足のしびれ |
ニッケル | 各種化粧品に含まれている可能性がある | 喘息、アレルギー、皮膚炎を誘発する危険性がある |
有害重金属検査(オリゴスキャン)で分かること
体内に溜まっている有害重金属とミネラルの量がわかります。
- 有害重金属 14種
検査方法
手のひらの4か所に、検査機器から出る光を当てて測定します(所要時間:約3分)。取得したデータは、開発元であるルクセンブルクに送信され、解析されます。
インターネットを活用したシステムのため、検査結果はその日のうちにわかります。
料金
有害重金属検査(オリゴスキャン) | 16,500円(税込) |
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- ・上記以外に、初診料(22,000円・税込)・再診料(5,500円・税込)が別途かかります。
- ・通訳が必要な場合は、別途メディカルフィーをいただきます。