● 予約制

● 自由診療

〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-4

ご予約・お問合せ・資料請求

0120-561-287

ご予約・お問合せ・資料請求初めての方へ

全身MRI(DWIBS)

DWIBS(ドゥイブス)検査

DWIBS(ドゥイブス)検査

 DWIBSとは「Diffusion-weighted Whole body Imaging with Background body signal」の略で、2004年に日本人医師によって開発された比較的新しい検査方法です。頭頂部から骨盤部までの体幹部をMRI(Magnetic Resonance Imaging)で撮影し、病変、特にがんを探します。当院では2013年の開院以来実施しています。

 最近はN-NOSE(尿を用いた線虫による検査)やDOG LAB(呼気を用いたがん探知犬による検査)といったがんのスクリーニング検査を多くの方が受けられています。これらの検査によってがんを持っているリスクが高いと判定された場合、どこにがんがあるかはわかりません。そのような時にも役立つのがDWIBSです。

全身MRI(DWIBS)

 最近はN-NOSE(尿を用いた線虫による検査)やDOG LAB(呼気を用いたがん探知犬による検査)といったがんのスクリーニング検査を多くの方が受けられています。これらの検査によってがんを持っているリスクが高いと判定された場合、どこにがんがあるかはわかりません。そのような時にも役立つのがDWIBSです。

全身MRI(DWIBS)の特徴

 DWIBS はMRIを用いる検査の一つであり、磁気を使います。つまり、X線や放射性物質による被ばくがないことは大きな特徴です。DWIBSが確立されるまで、がんの全身検索を目的に全身を一度に調べる画像検査の代表はPET-CTでした。PET-CTでは放射性物質を含む薬剤を投与する必要があり、さらにX線を用いるCTを行うため被ばくをともないます。また、投与した薬剤が体外に出るまで検査機関から出ることができません。また、PET-CTは糖尿病の方の中に適さない方もいらっしゃいます。

全身MRI(DWIBS)とPET-CTとの比較

 

被ばく

薬剤投与

検査前の食事制限

検査時間

検査後の処置

糖尿病患者の検査

全身MRI(DWIBS)

なし

なし

なし

約30分

なし

検査可

PET-CT

あり(放射性薬剤とX線を用いるCTによる2重被ばく)

放射性薬剤を静脈注射

検査前は絶食、インスリン制限あり

検査薬の注射を含め約3時間

検査薬の放射能が下がるまで待機

検査できない場合がある

全身MRI(DWIBS)でわかること、わかりにくいこと

 DWIBSではがんのように細胞が正常よりも密集している部分を検出します。また、通常のリンパ節や良性腫瘍、副鼻腔炎などの炎症部位なども検出されることがあります。
もしこの検査で異常な部分が見つかった場合、どんな病気、または状態なのか確定することはできません。それを確定するためには、その部分に適した追加検査が必要です。追加検査としては、頭部であれば頭部MRI検査、胸部であれば胸部CT、肝臓や膵臓であればMRCPや腹部超音波検査、子宮や卵巣であれば骨盤MRIや超音波検査などが考えられます。つまり、DWIBSはがんの全身検索をする検査であり、それだけですべてがわかるものではありません。
 先にも述べましたようにDWIBSは細胞の密集状態をもとに全身を検索しますので、細胞のかたまり(腫瘍)になっていない消化管表面の初期がんは検出できないことがあり、食道・胃・大腸といった消化管の検診としては消化管内視鏡検査が勝ります。また、肺の前がん状態である場合がある「すりガラス結節(GGN)」の検出には胸部CTのほうが適しています。乳がん検診としてはマンモグラフィーと乳腺超音波検査が推奨されます。このように臓器ごとに最適な検査があり、それらをすべて行うことが理想ですが、まず全身を体に負担の少ない検査で検索するための検査がDWIBSです。また、年1回の健診に組み込むなどして、健診の精度を高めることもお勧めしています。

DWIBSの注意点

 ペースメーカー・人工内耳・金属製の義眼などが装着されている方やチタン製以外の動脈瘤クリップが入っている方はDWIBSを受けられません。妊娠中・妊娠の可能性のある方も受けることはできません。
 入れ墨・タトゥー・アートメイクをされている方は、部位や範囲、種類によっては医師の判断によってはDWIBSを受けることができないこともあります。
 当院のMRIは開口径が70cmと大きく、内部がゆったり広々としているのが特長ですが、閉所恐怖症の方には不適であることがあります。
 MRI検査ができる体内金属(インプラント、人工関節、クリップなど)でも、その周囲が「影」のようになり、情報が得られない場合があります。また、腸内に溜まったガスが影響する場合もあります。

「がん検診」との関連

 我が国では健康増進法に基づくがん検診が市区町村によって実施されています。厚労省の「指針」によるがん検診は肺がん、胃がん、子宮頸がん、乳がん、大腸がんを対象としています。これらは公的な検診であり、臓器ごとのがん検診です。また、任意型検診である人間ドックでも臓器や部位ごとの検査がオプション検査として設定されています。
 DWIBSは全身を調べるものですが、これらの検診にとって代わるものではなく、相補うものと考えてよいでしょう。

検査の流れ

検査前

食事制限、水分摂取の制限はありません。食べ過ぎないようにだけご注意ください。

当日の流れ

所要時間:初診の方1時間30分 / 再診の方1時間

当日の流れ

検査結果の報告

 検査結果のレポートは、約2週間後に完成します(他の検査と組み合わせた場合は約1か月後になることがあります)。検査結果のご用意ができ次第、当院より連絡を差し上げます。
 ご希望に応じて 院長からの結果説明(再診料5,500円)と郵送(費用なし)のいずれかをお選びいただけます。

費用

全身MRI(DWIBS) 61,600円(税込)
<オプション> T2 cor追加解析※ 9,900円(税込)

●上記以外に、初診料(22,000円・税込)・再診料(5,500円・税込)が別途かかります。

●通訳が必要な場合は、別途メディカルフィーをいただきます。

オプションの『T2cor追加解析』について

※全身MRI(DWIBS)の検査結果をより深く読み込むための画像処理です。この画像処理を行うことで解剖学的な情報をより分かりやすく得ることができます。

結果に基づくさらなる検査

 さらに精密な検査を要する場合には、当院での検査に加えて、当院提携医療機関をはじめ専門医療機関での検査を受けられるよう体制が整っています。

Point. 当院のMRI:PHILIPS社製「Ingenia3.0T」

高品質の画像を取得できる、強磁場3.0T(テスラ)のMRIによって精度の高い検査を行います。